2023-05-11
代理出産エージェント会社のお勧めや選ぶ方法①
代理出産エージェント会社のお勧めや選ぶ方法①
(2023年5月時点の内容となります)
多くのご夫婦にとって、代理出産とは未知なる分野かと思います。
不妊治療を長く続けてこられたご夫婦は、不妊治療に関する知識は多くお持ちですし、
日本国内の不妊治療の良い病院や悪い病院、良い医師や悪い医師などの情報は、
知人やインターネットの体験談や利用者のブログなどを通じて、
リアルな声として読んだりすることが出来ますし、
なによりも、ご自身が毎回病院に通い、医師と会い、話をして、
費用についても日本語の見積書を病院から発行してもらうわけですので
明確な内訳を知る事ができます。
しかし、海外の代理出産となりますと、その病院が良い病院なのか、良い医師なのかからわかりません。
多くのご夫婦が医療の専門用語で話せるほどの外国語を習得されておられないこともありますし、
代理母出産プログラムをご利用されるには、「エージェント会社(業者)」が登場します。
・良い病院を紹介してくれること
・良い代理母さんを紹介してくれること
・必要な手続きの案内や、通訳と翻訳をしてくれること
が、多くの皆さんが想像している代理出産エージェントの仕事内容となりますが、
それでしたら、現地にただ住んでいる現地の言葉が話せる日本人でも、
「私に任せてください!」とエージェントとして名乗れることになってしまいます。
勿論、そうした代理出産エージェント会社はお勧めできません。
同じ代理出産エージェント会社として、
これまで多くの日本人のご夫婦の赤ちゃん誕生に立ち会ってきた
ベイビーフォー・ユーだからこそ、選ぶうえで重要な点がわかります。
自分の会社を悪く言うことはないだろうと考えられるかもしれませが、
そういう視点やスタイルで情報発信はしておりませんのでご安心ください。
ベイビーフォー・ユーも、最初は日本人に代理出産プログラムの提供はしていませんでした。
殆どはヨーロッパ人向けに提供する会社でした。
そこで実績を積むことでアジアの国向けにプログラムの提供を始めることにしましたが、
多くの日本人は性格も細かくて心配性な傾向がありますし、
誕生した赤ちゃんの国籍取得においても、日本のルールは細かいうえに複雑でしたから、
中国人向けには直ぐに提供スタートできましたが、
日本人向けに提供するには2年以上の準備期間が必要となりました。
そこでウクライナに住んでいた日本人を雇い、
日本とウクライナを往復して、法律面での問題をクリアにしましたし、
日本人の細かい部分に対応できるように、日本語の話せるウクライナ人というだけではなく、
日本語が話せて、日本人の価値観と常識を理解したうえで、歩みよれるウクライナ人も雇い教育しました。
実際に日本に連れていき、日本のホテルやデパート、そうした店舗スタッフの対応を体験し、
日本人のご夫婦が求められる「サービスの質」を理解して研修終了となりました。
例えば、海外では「明日には報告できますから」と告げたとしても、
その報告が明後日になっても珍しくありません。
その遅れに対して怒るほうが過剰反応という見方をされます。
特に、代理出産が認めらえた国というのは、先進国ではありません。
先進国でないから商用的代理出産が認められているというわけではありませんが、
ウクライナやジョージア、カザフスタン、(ロシア)、といった国は、
日本やドイツほど時間に几帳面ではないですし、仕事上でのミスも多いです。
その分、穏やかな面もあり、他人のミスを許す優しさもありますが、
代理出産エージェント会社として日本人の対応をするならば、
そうした曖昧な点は気を付けなければなりません。
いくら日本に本社や支店があっても、そこから遠隔操作するには限界があります。
リモートが当たり前になった時代であっても、
その国別に根付いている「働く人のスタイル」というのは簡単に変えられません。
代理出産エージェント会社でお勧めするのは
現地で実際に稼働するスタッフが真面目であるかどうか、
毎日の仕事に対してモチベーション高く維持できているかどうかです。
当たり前に思われるかもしれませんが、
実際のところ多くの代理出産エージェント会社は、日本に本社や支店があっても、
現地の国には、正社員がいないものです。
正社員と呼んでいたとしても、会社の社員だという自覚はなく、
現地に住んでいて、日本語が話せるだけの留学生や、片手間のアルバイトというのが殆どです。
ベイビーフォー・ユーがどうしてそれを知っているかと申しますと、
同じウクライナ、ジョージア、カザフスタン国内で他社エージェントの現地スタッフと会うこともあるからです。
・(良い)病院を紹介してくれること
・(良い)代理母さんを紹介してくれること
・必要な手続きの案内や、通訳と翻訳をしてくれること
であれば、アルバイトでも形式上は出来きますが、それだけではエージェントとして不十分です。
そこに落とし穴があり、お勧めできない理由も含まれます。
良い病院は、現地に住んでいる人なら見つけらますが、
良い病院が、質の良い提供をしてくれるかどうかコントロールするのはエージェントです。
日本の不妊治療の病院でも同じだと思いますが、
ただ、有名な病院というのは、案外、流れ作業のような診察と治療をして、
高額で予約が取りにくい割に良い結果が出ません。
医師を神様のように盲目的に信じてしまっては、治療方法やスケジュールまで
全て医師に決められてしまいます。
また病院が有名でも、実際に担当する医師が実績が乏しかったり、
忙しくて集中してくれない者をつけられることもあります。
代理出産においては、
代理母さんがプロフィール通りであり、健康で、アルコールやタバコをやっていないか、
そうしたチェックをするのも医師になりますし、
どこまでしっかりと基本検査を行い、検査結果に対してどこまで厳しく線引きするかも医師です。
不妊治療を経験されたご夫婦であればご存知かと思いますが、
移植をするにも、着床し易くるなるように治療が行われます。
強い薬を用いるか、どのくらい用いるか、
それらは、代理母さんの体質や体調に左右されるもので、
優秀な医師であっても、移植の1ヵ月前から多くの時間を、その代理母さんに割くことになります。
一番着床成功を願っているのが当人(代理母さん)ではないわけですので、
利益主義で、多くの仕事を早く終わらせたい病院や医師であると、
そこで数%、それ以上の%の着床率が違うことになります。
医師も人間ですし、病院は常に医師自ら報告するわけではありませんから、
看護師や窓口となる担当者とどれだけ親密であるかは、とても重要なことになります。
良い病院ほど忙しいことも多いですから、
電話やメールを待っていても後回しにされそうなときは、
現地のスタッフが病院を訪れて、そこで挨拶をして、書類を実際に見ながら医師や担当者と打ち合わせや
検査結果を確認します。
ですから、不妊治療に関する専門的な知識と、日本人のご夫婦のこと、移植する受精卵のこと、
それらを知っているエージェントのスタッフでなければなりません。
日本の不妊治療の病院の利用時でも同じように、
患者側が知識があり、方法、薬、期間(タイミング)などについて知識があり、
それぞれのメリットとデメリットを知っていれば、有意義な話し合いが出来て、
そこで良い修正や、良い改善が生れます。
病院が、大きな方針に対して間違いを犯すことはないとしても、
最も良い方法を常に選択するとは限らないものです。
良い意味で、近くでプレッシャーをかけて、
日本人のご夫婦の「熱意」をも現場となる病院に伝えるのもエージェント会社の役割です。
これは、初めて代理出産プログラムをご利用されるご夫婦には予想も出来ない事だと思いますが、
受精や、胚盤胞までの培養、代理母さんの検査や移植準備、移植のタイミング、、、
そうした代理母出産の一連の流れのなかで、特に重要な場面で必要とされる役割になります。
そして、代理母さんについても同様なことが言えます。
、、、、続きは、代理出産エージェント会社のお勧めや選ぶ方法②に記載します。
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