2026-01-20

ドナーによる卵子提供を選んで、後悔しないために知っておくべきこと

ドナーによる卵子提供を選んで、後悔しないために知っておくべきこと

卵子ドナーによる体外受精や代理出産を検討する中で、「この選択をして本当に後悔しないだろうか」と不安を感じる夫婦は少なくありません。血縁の問題や周囲の反応、将来子どもにどう伝えるかなど、考えるほど迷いが深くなることもあるでしょう。

本記事では、卵子ドナーとは何か、後悔しそうと感じてしまう理由、実際に卵子ドナーで子どもを授かった人の声などを通して、生殖医療を前向きに捉えるための考え方をわかりやすく解説します。

 

卵子ドナーとは

卵子ドナーとは、第三者の女性が卵子を提供し、その卵子を用いて体外受精を行う生殖医療の方法を指します。主に、年齢や疾患の影響で自分の卵子を使った妊娠が難しい場合に選択されます。

日本では制度や情報が十分に整っていない一方、海外では医療として確立している国も多く、選択肢の一つとして検討されるケースが増えています。卵子ドナーを利用することは「特別な選択」ではありますが、子どもを望む気持ちや家族を築きたいという想いに基づいた、前向きな決断として捉えられるようになってきています。

 

卵子ドナーの仕組みについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

卵子ドナーとは?利用のメリット・デメリット、代理出産という選択肢を解説

 

卵子ドナーで生まれた赤ちゃんとの親子関係

卵子ドナーを利用した場合、子どもは父親とは遺伝的なつながりがありますが、母親とは血縁関係がありません。

この点に不安を感じる方も多いですが、親子関係は血縁だけで決まるものではありません。妊娠期間を通して命を育み、出産し、日々の生活の中で関わり続けることで、自然と親としての実感や愛情が育まれていきます。

 

実際に卵子ドナーを選んだ多くのご夫婦が、「自分の子どもとして大切に思えるか」という不安を乗り越えて、幸せな家庭を築き上げています。

 

卵子ドナーはどんなケースで選ばれる?

卵子ドナーは、誰にでも必要になるものではありませんが、特定の事情を抱える夫婦にとっては現実的で前向きな選択肢となる場合があります。自分たちの努力だけでは解決が難しい状況に直面したとき、「子どもを迎える方法は一つではない」と知ることで、視野が広がることもあります。

 

ここでは、卵子ドナーが選ばれる代表的なケースとして「母体の卵子に異常があった場合」と「母体の排卵機能に異常があった場合」を紹介します。

 

母体の卵子に異常があった場合

年齢を重ねるにつれて、卵子の数や質が低下することは自然な変化とされています。特に高齢出産を考える場合、自分の卵子では妊娠が成立しにくかったり、治療を重ねても結果が出ないケースがあります。

また、母体が35歳以下であっても、何らかの原因で流産を繰り返してしまう場合は、卵子ドナーの利用が検討されます。

 

若く健康なドナーによる卵子を利用することで、妊娠の可能性が高まります。「これまで頑張ってきた結果として次の選択肢に進む」という形で、前向きに卵子ドナーを受け入れる夫婦も少なくありません。

 

流産を繰り返してしまう……という状況にお悩みの場合は、以下の記事も合わせてご覧ください。

妊娠してもすぐ流産する原因とは?予防法も詳しく解説

 

母体の排卵機能に異常があった場合

生まれつき排卵機能に問題がある場合や、治療や病気の影響で卵子を作れない場合もあります。また、子宮がない、もしくは妊娠の継続が難しい体の状態の方では、卵子ドナーと代理出産を組み合わせて子どもを迎えるケースもあります。

こうした選択は簡単なものではありませんが、「家族をつくりたい」という想いを形にするための一つの道として、慎重に検討されるようになっています。

卵子提供と代理出産の組み合わせについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

卵子提供と代理出産を組み合わせた妊娠率の高さと費用感

 

卵子ドナーを選択することで「後悔しそう」と悩んでしまう理由

卵子ドナーという選択に対して「将来的に後悔してしまうのではないか」と感じる気持ちは、とても自然なものです。それは、この方法に問題があるからではなく、人生や家族のあり方に深く関わる決断だからこそ生まれる迷いだと言えます。

ここでは、多くの夫婦が抱きやすい代表的な不安を紹介します。

 

母親と赤ちゃんに血縁関係がないことによる不安

冒頭で紹介したように、卵子ドナーを利用すると、母親と赤ちゃんの間に遺伝的なつながりを持つことはできません。その事実に対して、「本当に自分の子どもとして愛せるのか」「母親としての実感を持てるのか」と不安になるのは自然なことです。

ただ、この不安は想像の段階で強くなりやすく、実際に妊娠・出産・子育てを経験する中で、気持ちが変化していくケースも多くあります。血縁だけが親子関係を決めるものではないということを、時間をかけて実感していく人もいます。

 

母方の家族・親族からどう思われるかの不安

卵子ドナーという選択は、まだ社会的に十分知られているとは言えず、家族や親族にどう受け止められるかを不安に感じる人もいます。

「理解してもらえなかったらどうしよう」「反対されたら後悔するかもしれない」と悩むこともあるでしょう。特に母方の家族との関係性を大切にしている場合、この不安は大きくなりがちです。

ただ、どこまで誰に伝えるかは夫婦で決めてよい問題であり、無理にすべてを共有する必要はないということも考慮しておきましょう。
卵子ドナーによって授かった赤ちゃんだったとしても、実際に幸せそうな家族の姿を見ることで、周囲の考えが変わることもあります。

 

将来子どもが大きくなった時に出自を伝える不安

卵子ドナーの活用を検討する際、「子どもが成長したときにどのように伝えるべきか」「伝えたことで傷つかないか」と悩む声も多くあります。

出自に関する話題は繊細であり、正解が一つに決まっているわけではありません。そのため、「自分たちがうまく向き合えるのか」「後悔する結果にならないか」という不安を感じやすくなります。

この問題も、事前に考え続ける姿勢そのものが、子どもを大切に思っている証です。子どもと過ごす月日の中で、家族なりの答えが見つかる可能性もあります。

 

実際に卵子ドナーで我が子を授かった人の声

卵子ドナーという選択に迷いながらも、実際にその方法で子どもを授かった人たちの声には、決断前には想像できなかった気持ちの変化が語られています。

不安や葛藤がまったくなかったわけではないものの、出産や子育てを通して見えてきた「家族の形」があります。

 

ここでは、実際の声から共通して見えてくる考え方を紹介します。

 

夫との血のつながりだけでも「家族」

卵子ドナーを利用した家庭の中には、「夫と子どもの間に血縁関係があるだけでも、十分に家族だと感じられた」と話す人もいます。

最初は母親自身に血縁がないことを気にしていたものの、赤ちゃんを迎えた瞬間から、その存在がかけがえのない家族になったという声もあります。血縁の有無よりも、一緒に生活し、成長を見守る時間が、家族としての実感を育てていくことを実感する人が多いようです。

 

周囲の意見ではなく「当事者がどう感じているか」が大切

卵子ドナーについて、親族や両親など、周囲からさまざまな意見を向けられることは珍しくありません。しかし実際に選択した夫婦の中には、「大切なのは他人の評価ではなく、自分たち夫婦がどう感じているかだった」と振り返る方もいます。

迷いや不安を抱えながらも、自分たちで考え抜いて決めた選択だからこそ、子どもを迎えた後には後悔よりも納得感が残るのかもしれません。

 

血縁だけが親子関係ではない

卵子ドナーの実体験を通して多くの人が口にするのが、「血縁だけが親子関係を決めるものではない」という気づきです。

妊娠中の時間や出産の経験、日々の育児を重ねる中で、自然と親としての感情が育っていったと感じる人もいます。最初に抱いていた不安が、子どもの存在によって少しずつ薄れていく過程は、多くの家庭に共通して見られるものです。

 

生殖医療の進歩による「親子の形」の多様性

生殖医療の進歩によって、「親子とは何か」「家族とはどう築かれるのか」という考え方は、少しずつ変化してきています。

かつては血縁関係が強く意識されていましたが、現在では医療の力を借りながら、さまざまな形で子どもを迎える家庭が増えています。親子の形は一つではなく、それぞれの事情や想いに応じた選択が尊重される時代になりつつあります。

 

世界的に生殖医療が進歩したことによって、様々な親子の形が生まれています。卵子ドナー以外の代表的なケースを紹介します。

 

精子ドナーとの体外受精による赤ちゃん

精子ドナーを用いた体外受精は、すでに多くの国で一般的な医療として行われています。この場合、母親とは血縁関係がありますが、父親とは遺伝的なつながりがありません。それでも、妊娠・出産・子育てを通じて、親子としての関係性が築かれていく家庭は多く存在します。

血縁よりも、日々の関わりや責任をもって育てる姿勢が、親子関係を形づくる重要な要素であることが、実例からも示されています。

 

精子・または卵子ドナーとの体外受精+代理出産による赤ちゃん

精子や卵子のドナーに加え、代理出産を組み合わせて子どもを迎えるケースもあります。

この場合、出産を担う人と育てる親が異なりますが、それによって親子関係が築けないわけではありません。

迎え入れるまでの過程で悩みや葛藤はあっても、子どもと向き合い、共に生活する中で家族としての絆が深まっていく家庭も多くあります。生みの親が違っても、親子としての関係は十分に育まれていきます。

 

代理出産の体験談について知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

代理出産の体験談を知りたい!当事者の声を聞く方法、実際の体験談を紹介

 

疾患やリスクがあっても「親になりたい」と望むあなたへ

病気や体のリスク、年齢的な事情などによって、「自分たちは親になれないのではないか」と感じてしまう方も少なくありません。しかし、生殖医療の進歩によって、かつては難しかった選択肢が現実的なものとして存在する時代になっています。

 

大切なのは、制限がある中でも「どうすれば家族を築けるのか」を知り、納得できる形を探すことです。親になりたいという気持ちは、誰かと比べるものではなく、正当な想いとして尊重されるものであることを忘れないようにしましょう。

 

専門のエージェントにまずは相談

卵子ドナーや精子ドナー、代理出産を検討する際には、夫婦だけで抱え込まずに専門のエージェントに相談することが大きな助けになります。

医療機関だけではカバーしきれない制度の違いや流れ、実際の選択肢について、第三者の立場から整理してもらえるためです。無理に決断を迫られることはなく、情報を知るだけでも不安が軽くなることがあります。まずは話を聞くことから始め、自分たちに合った道をゆっくり考えることが、後悔の少ない選択につながります。

 

実績のある代理出産エージェント「Baby For You」

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海外での代理出産を安心してお任せできる仲介業者をお探しなら、ぜひ「Baby For You」にご相談ください。

Baby For Youでは、これまでに多くの日本人ご夫婦へ赤ちゃんをお届けしてきました。会社組織として海外の医療機関と信頼関係を築き、弁護士も在籍している、実績のある代理出産エージェントです。

 

代理出産プログラムのほか、卵子提供プログラム、精子提供プログラム、着床前診断・男女産み分けプログラムを提供しています。

Baby For Youはウクライナやジョージア、カザフスタンの医療機関と提携し、安心・安全な代理出産を行っています。

厳しい審査による健康な代理母の選定や、海外現地でのサポート、日本国籍を取得するための手続きなど、さまざまな面から依頼者さまをサポートいたします。

まとめ

卵子ドナーという選択に「将来、後悔するかもしれない」と感じるのは、ごく自然な感情です。しかし、多くの人が不安を抱えながらも、自分たちなりに考え抜いた末に選択し、子どもを迎えた後は「家族としての実感」を育んでいます。

血縁だけが親子関係を決めるわけではなく、日々の関わりや想いの積み重ねが家族を形づくります。正しい情報を知り、専門家の力も借りながら、自分たちが納得できる選択をすることが、後悔ではなく前向きな決断につながります。

 

卵子ドナーや代理出産について詳しく知りたい方は、「Baby For You」などの専門業者にお気軽にご相談ください。

 

※本記事の内容は、2026年1月時点の情報に基づいて作成しています。今後、ルールや法律の変更により内容が事実と異なる場合もありますので、ご了承ください。

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