2024-03-11

代理出産で起こりうるトラブルとは?トラブルを避ける方法と事例を紹介

代理出産で起こりうるトラブルとは?トラブルを避ける方法と事例を紹介

近年では、晩婚化・晩産化が進んでいることや日常生活のストレスなどの生活環境から、子どもをもとうと思ってももてない夫婦が増えているようです。不妊治療の保険適応なども認可されてきましたが、まだまだ不足しているのが現状でしょう。そこで代理出産に興味をもつ方もいるのではないでしょうか。

しかし、赤ちゃんの引き渡し拒否や障がいをもった子の受け取りを拒否するなどのトラブルがニュースで報道され、不安に感じる方もいるでしょう。

本記事では、実際に過去にどのようなトラブルが存在するのか、トラブルを避けるにはどうすればいいか詳しく解説します。

夫婦と代理母双方にとって安全な契約を行うには、起こりうるトラブルを事前に知り、信頼できるエージェントを選ぶことが重要です。

代理出産の基本情報

代理出産とは、文字通り子どもの望む夫婦が第三者の女性に妊娠・出産してもらうことです。現在の日本では代理出産に関する法律がなく、日本産科婦人科学会により代理出産は認められていないため、代理出産が認められている海外に渡航して現地で行うケースが基本です。

大きく分けて、父親の精子と提供卵、または母親の卵子と提供精子を体外受精させた後に代理母の子宮に着床させる方法と、夫婦の受精卵を代理母の子宮に着床させる方法があります。

代理出産については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

代理出産とは?日本で禁止の理由や成功事例、費用までわかりやすく解説

代理出産エージェントとは

もし代理出産をしたいと思い立っても、どこに相談すれば良いかすらわからない方が大多数かと思います。

代理出産は日本では認可されておらず、アメリカやウクライナなど代理出産が認められている国に渡航して行う必要があります。海外でどうやって代理母を見つけて依頼するか、トラブルが発生したらどうすれば良いのか、どこの病院で行うか、など問題は多く、個人が行うのは厳しいと言えるでしょう。

そこで代理出産を手助けするサポートとして、代理出産エージェントを利用するという方法があります。トラブルを避けるためには、信頼できる代理出産エージェントを選ぶことが重要です。

代理出産エージェント「Baby For You」ではウクライナを中心に高度生殖医療を提供しており、ご夫婦の海外渡航、代理母との契約、処置、戸籍問題への対処やアフターフォローまでのすべてをサポートしております。

 

代理出産エージェントの選び方や費用などは以下の記事で詳しく解説しています。代理出産をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

代理出産エージェントとは?選び方から費用・事例まで詳しく解説

海外で行う理由

前述したとおり、日本国内での代理出産はまだ法的な整備が整っておらず、日本では認可されていません。日本産科婦人科学会では代理出産を認めておらず、国内の病院で代理出産を行おうとしても不可能なのが現状です。しかし、違法行為というわけではなく、海外で代理出産を行っても逮捕されるわけではないのでご安心ください。

一方で、法律が整備された海外では代理出産を行っているケースは多く、多数の症例を経験した医者も多いです。したがって、日本では海外に渡航して代理出産が行われます。

代理出産で考えられるトラブルとは

代理出産

代理出産は、海外での滞在や言語の問題、夫婦の健康問題、成功率など、さまざまな問題が多数存在します。

戸籍上のトラブルや、夫婦・代理母の感情的な問題である子どもの引き渡しのトラブル、金銭面でのトラブルなども多数存在します。

これらの問題は実際にニュースで大きく取り上げられることもあり、代理出産において不安に感じる方も多いかもしれません。このようなトラブルを避けるためには、信頼できる代理出産エージェントを選ぶことが重要です。

本項目では、代理出産で考えられるさまざまなトラブルについてご紹介します。事前にどのようなトラブルがあるのかを知ることで、トラブルを招かない方法や、もしトラブルが起こってしまったときに被害を最小限にする方法を身につけることができるでしょう。

戸籍上のトラブル

代理出産は、実際に出産するのは夫婦ではなく第三者の女性になります。日本では「分娩した女性が戸籍上の母親となる」と規定されるため、生まれた子どもの戸籍上の母親は第三者の女性になるのが実情です。

実際に日本でおきたトラブルとしては、タレントの向井亜紀さんと元プロレスラーの高田延彦さん夫妻が、米国人女性に代理出産を依頼して生まれた双子の男児の出生届を、日本の役所は受理しなかったという件が挙げられます。この件は、2006年9月に東京高裁は一審の審判を取り消し、出生届の受理を命じました。そして、2007年に最高裁の判決が出され、向井亜紀さんと双子たちは特別養子縁組による法的な親子として認められることになりました。この判例は現在の日本での依頼者夫婦と代理出産による子どもの関係の基本となるケースとなったのです。代理出産で生まれた子どもとの戸籍は、特別養子縁組を結ぶことで代理母との関係性は消滅し、正式な子どもとして迎え入れることができます。戸籍の問題は難しく感じる方も多いと思いますが、「Baby For You」に依頼をした場合には、ご夫婦が日本国籍取得の知識を勉強したり、日本で弁護士を雇って準備するような作業は不要です。「Baby For You」に所属する弁護士とスタッフが日本国籍取得に必要な書類の作成や、手順の案内を全てサポートいたします。これまで「Baby For You」に依頼をした全てのご夫婦が、問題なく子どもの国籍取得が完了しています。

引き渡しのトラブル

契約を結んで出産を請け負った代理母であったとしても、実際に生んだ子どもに愛着がわき、夫婦への子どもの引き渡しを拒否するというトラブルもあります。

1986年にニュージャージー州の代理母が自ら産んだ子の引き渡しを拒否し、依頼者によって訴えられた「ベビーM事件」が有名です。このようなケースは非常に複雑で、前述のような特別養子縁組などを行うことが難しくなるだけでなく、子どもへのパスポートの発行ができず、子どもが帰国できなくなるという問題も発生します。このような問題は代理母の感情に起因する問題であるため、代理母と夫婦間だけでの解決は非常に困難と言えるでしょう。このようなトラブルを防ぐために、契約が存在します。

契約のトラブル

代理母は実際の妊娠という負担がある一方で、実際に子どもを妊娠している・法的に母親であるという強みももっています。

前述した引き渡しのトラブルでは、裁判で契約の有効性が認められ、依頼者夫婦に親権が認められました。このことからも、契約の重要性はおわかりいただけると思います。トラブルを避けるためにも、代理出産は契約書を取り交わして行う必要があるでしょう。

トラブルを避けて、依頼者となる夫婦、代理母双方が安心して代理出産を行うためには、出産エージェントが間に入り固い契約を結ぶことが大切です。

金銭的トラブル

国民皆保険制度の日本では大多数の治療が保険適応され、治療の金額も厳格に定められています。しかし、代理出産にはそのような保険適応はなく、極端な話、相手の言い値で行うしかありません。個人間での契約では、妊娠中のトラブルによる出費、子どもを盾にした追加の金銭請求など、金銭面でのトラブルは多いです。

また、妊娠中の代理母が堕胎をチラつかせ、事前に決めた金額よりもはるかに高額な金銭を要求するといったトラブルも過去には存在します。

実際に代理出産で起こったトラブルの事例

本項目では、実際に代理出産で起こったトラブルの事例を見ていきましょう。

有名なものでは、障がいをもった子の受け取りを拒否した事件や、代理母が引き渡しを拒んだ事件、代理母が出産途中で亡くなった事件などが挙げられます。

障がいをもった子の受け取りを拒否した事件

タイの女性に代理出産を依頼したオーストラリア人のカップルが、生まれた子どもがダウン症候群と判明し、引き取りを拒否したというトラブルがあります。この代理母は男女の双子を出産しましたが、カップルは健康な女児だけを引き取りました。その後、代理母は放置された男児を自分の子として引き取り、実子として育てることに決めました。

このトラブルはタイで大きく取沙汰され、代理母に多額の寄付が寄せられました。一方でオーストラリアでも大きな話題になりましたが、これを規定する法律はなく、現在でも議論が進められているのが現状です。

代理母が引き渡しを拒んだ事件(ベビーM事件)

上記でも少し触れましたが、代理母が引き渡しを拒んだ「ベビーM事件」は代理母関連では最も有名なトラブルの一つです。アメリカのニュージャージー州において、代理出産を行った女性が子どもの引き渡しを拒んで養育権を主張したため裁判となり、国際的に代理母出産を規制する動きになった事件です。

この裁判では代理母契約の有効性について争われ、契約の有効性が認められました。依頼者夫婦に親権が認められ、代理母は親権も養育権も認められないという結果になりましたが

、その後の最高裁では代理母にも訪問権が認められています。

この事件では代理出産の貧困ビジネス化を危惧する声が多くあがり、代理母の権利保護について大きく議論されるきっかけとなりました。このトラブルを機に国際的に代理母出産を規制する動きがおきましたが、法律が強化されたというメリットもあります。

代理母が出産途中で亡くなった事件

妊娠、出産は非常にリスクのある行為であり、当然、代理母にも同様のリスクは存在します。金銭目的に代理出産を利用するような悪辣な集団も存在し、そのようなケースでは代理母にずさんな治療や管理をしていることも少なくありません。そのようなリスクを代理母に背負わせることが、女性の道具化・商売道具化であると非難される原因でもあります。

代理母が死亡すれば、当然お腹の中にいる子どもも亡くなることが多く、倫理的・精神的に依頼者夫婦にも負担がかかります。そのようなトラブルを避けるためにも、信頼できる仲介者を選ぶのは非常に重要です。

代理出産でのトラブルを避ける方法

これまで紹介してきたように、代理出産のトラブルは解決にも法的・倫理的に多大な負担があるのが現実です。そのようなトラブルを避ける方法として、代理母との取引きには信頼できるエージェントを間に挟むのが一つの方法です。

個人間で契約するとトラブルが発生する可能性が高く、万が一トラブルが発生した場合に迅速に対処することも難しいです。

また、代理出産をビジネスとするような団体・企業も避けましょう。国際的に代理出産のビジネス利用は批判されており、怪しい団体を避けることがトラブル回避にもつながります。

どのようなトラブルが起こりうるかを事前に把握しておく

代理出産において、前述したようなトラブルが発生することは必ず頭に入れておきましょう。代理出産で生まれた子どもの立場は非常に不安定なため、実際に依頼する夫婦がしっかりと構えておくのは非常に大事なことです。

金銭面での負担などは十分に想定し、いくらぐらいの金銭が必要か、また出産後に必要な金銭を残せるかというのも考えておきましょう。

特に重要であるのは、子どもが障害児として生まれるパターンです。自分で妊娠・出産しないからといって子どもに対する責任がなくなるわけではなく、子どもをもとうと思った以上、子どもがどのように生まれようと最後まで面倒を見る覚悟をもっておくことが大事です。しかし、移植する受精卵の染色体の異常を検査することで、障害をもつ子どもが生まれないようにすることや、妊娠後の代理母が羊水検査やNIPT検査を受けることで、胎児に遺伝的異状があるかチェックする方法もあります。このような方法によって障害のある子どもが生まれないようにする解決策もありますので、不安な方は検査を受けることをおすすめします。

代理出産ができる国・できない国を知っておく

代理母出産ができる国、できない国を知っておくことも非常に重要です。

現在、代理出産が商業的に認められている国はアメリカの一部の州やギリシャ、ロシア、ジョージア(グルジア)、そしてウクライナなどがあります。

また、イギリスやデンマーク、ベルギーなどのヨーロッパでも行うことができますが、代理母が報酬を得る商業利用は禁止されています。

「Baby For You」では、ウクライナをはじめ、カザフスタン、ジョージア、アルメニアの病院と提携を行っています。

また、それぞれの国においての代理出産の法律や決まりなども細かく異なります。例えばカザフスタンでは商業的代理母出産や性別の選択も認められており、一方でヨーロッパ圏では商業的代理母出産は禁止されています。

トラブルを避けるためにも、ご夫婦の希望や状態に合わせて、代理出産を行う国の選択、実際の法的な手順やルールなどを確認し理解しておきましょう。

契約の期間をしっかりと設定しているエージェントを選ぶ

代理出産の仲介をしてくれるエージェントを選ぶ基準として、契約期間をはっきりと明記している所を選ぶことも大切です。

最初に契約をして金銭を支払っても、なかなか代理母を紹介しなかったり、実際の渡航を引き延ばしたりするような団体も存在します。実際に代理出産を始めるまで1年以上待機した夫婦も存在するため、契約がどこから始まるのかエージェントに確認を取っておきましょう。悪質なエージェントを利用してしまうと、無駄なコストがかかるだけでなく、結局子どもをもてなかったというトラブルにも発展する可能性もあります。

また、依頼者夫婦と代理母の間に発生するトラブルは子どもが夫婦の戸籍に入るまでどこで発生するかわかりません。そのため、最初から最後までしっかりと契約している所、できれば契約終了後もアフターフォローをしている団体を選ぶことが非常に重要です。

誇大広告をしているエージェントは避ける

代理出産はいまだ議論が重ねられている問題であり、ビジネスとして扱うようなことがあれば国際的に非難されます。「大手」や「No.1」など明らかに客を集めるための謳い文句を出しているような団体は信頼できません。実際に実績を裏付けるような根拠や経験をもっている所は少ないと言えるでしょう。

また、代理出産をビジネスとして扱っているような団体では過剰に金銭を要求される恐れもあり、トラブルに発展しやすいです。実の子どもをビジネスの商品として扱うようなことはご夫婦の心情としても非常に心苦しいはずです。

FacebookやInstagramなどのSNSでの情報発信を確認する

実際に代理出産のエージェントを探す手段として、最近のカップルではSNSに頼ることも多いようです。SNSではよりリアルな情報を確認できるため、信頼できるエージェントなのか判断材料にすると良いでしょう。

しかし、実際の実績がわかるような、生まれた赤ちゃんの写真掲載や記事がないものは非常に怪しいと言わざるをえません。自作自演の体験談やお客様の声を掲載していることも多く、そのような団体は危険だと考える必要があります。

また、実際に代理出産を経験した方のSNSを参考にするのもおすすめです。その際は、投稿をさかのぼり契約前から代理出産の途中、子どもが生まれ帰国するまでの経験をしっかりと書いているような方を参考にしましょう。

「Baby For You」の公式Facebookでは、代理出産のご利用の流れや実際に誕生した赤ちゃんの様子を紹介しております。こちらもぜひ参考にしていただけますと幸いです。

Baby For You (代理母出産エージェント)公式Facebook

明確な料金システムを記載していない・説明されないエージェントを避ける

契約前に明確な料金システムを記載していない・説明しないエージェントは避けましょう。

実際の妊娠・出産と同様に、代理出産でもさまざまなトラブルが存在します。代理母にトラブルが起これば、母親だけでなく子どもに関しても想定した以上の金銭が必要になるケースもあるでしょう。そのような場合、あるいはそのような理由を並べて過剰な金銭を要求してくるようなトラブルも存在します。

しっかりとした料金システムを設定しているということは、代理出産に伴うトラブルも想定しているということであり、信頼に値する団体であることを意味します。

「Baby For You」の代理出産プログラムのご案内

代理出産トラブル回避

「Baby For You」は、お子さんに恵まれなかったご夫婦に、新しい不妊治療の選択肢をお届けするエージェントです。

ウクライナをはじめ、カザフスタン、ジョージア、アルメニアで安心して治療に専念できるように、高度な生殖医療の提供だけでなく、現地での生活全般に至るまでサポートを行っています。トラブルが発生したことはありませんのでご安心ください。

本項目では、「Baby For You」の代理出産プログラムについてご紹介します。

代理出産の対象となる方

「Baby For You」の代理出産プログラムを受けられるのは、ご結婚されているご夫婦のみです。これは国のルールなので、結婚されていないカップルなどの利用は現状ではできません。

代理母の条件

「Baby For You」では、代理母を引き受ける女性に関しても厳しい条件を設けています。

まず、出産の経験があり、家族のサポートも受けられる健康な女性であるかということを審査し、審査を通過できた女性のみ代理母として登録することができます。

また、定期的に面談を行うことで、妊娠に適した生活環境を築けているかということも確認を行っているのでご安心ください。体調面だけではなく、精神的な面に関しても問題のない代理母を紹介できることを保証しています。

代理母候補者のプロフィールは依頼者に開示を行うので、依頼者はご自分の希望に合った代理母の選定を行うことができます。

スタッフは全員正社員です

「Baby For You」では、日本人のスタッフとウクライナ人のスタッフを雇用しています。

これらのスタッフはどちらも正式に雇用された正社員であり、業務に関しても必要な知識を兼ね備えていますので、安心してお任せください。

日本人スタッフも現地のことを熟知しています

代理出産は海外で行いますが、外国語が話せなくても大丈夫です。実際に日本からいらっしゃるほとんどの方はロシア語や英語を話せません。現地の日本人スタッフが常にサポートし、依頼者のご連絡やお問い合わせに対して迅速に対応を行います。

海外の病院の医師に質問したいことがある場合は、メールやLINE、ZOOMやSkypeでやり取りすることが可能です。「Baby For You」では依頼者の不安に対し、丁寧に寄り添います。

専門の医師と弁護士が在籍しています

「Baby For You」には代理出産に対し深い知識のあるスタッフと、専門の医師、弁護士が在籍しています。

医師はウクライナ国内の大きな病院の重役を務めている現役医師であり、その社会的立場と能力によって、代理母たちから多大な信頼を受けています。

代理母の診察は役員が直接行い、出産の担当医まで一貫して務めるので安心してお任せください。

また、代理出産には法的なサポートも欠かすことができません。生まれた赤ちゃんが日本国籍を取得できるように、代理母出産について熟知した専門の弁護士がサポートを行います。

これらの専門家の支援を受けられるというのが「Baby For You」の代理出産プログラムを利用するメリットと言えます。

代理出産の実績も多数

「Baby For You」はヨーロッパ人や中国人向けに代理出産を提供していましたが、2017年1月1日より、日本のご夫婦向けに代理母出産プログラムのご紹介を始めました。日本で代理出産プログラムを提供し始めてから8年が経ちましたが、「Baby For You」の代理出産プログラムにより産まれた赤ちゃんの数は70人(2024年3月3日現在)になりました。

長年の経験と豊富な実績を活かして、代理母の人選と管理の徹底、明朗会計な料金システムの提示、ご夫婦への細かなサポートをお約束します。

「Baby For You」の代理出産費用

日本円での費用は為替レートによって異なりますが、「Baby For You」の代理出産にかかる費用の総額はUS$ 67,220〜 US$ 82,220となります。依頼をご検討している方は、そのタイミングでの為替レートを参考にしてみてください。

ウクライナ、ジョージア、カザフスタン各国での代理出産にかかる費用の詳細をご紹介します。

ウクライナの場合

【ウクライナ】国にて、代理出産プログラムを利用する場合の基本料金とお支払い方法は以下のとおりです。

回数

お支払時期

金額(費用)

1回目

本契約締結より7日以内

US$ 20,100+US$ 220

2回目

体外受精成功時(移植日より60日後より7日以内)

US$ 26,800

3回目

出産後(出産日より7日以内)

US$ 20,100

備考

体外受精が成功しなかった場合は、1回目のみのお支払いとなり、2回目/3回目のお支払いは発生しません。

ウクライナで代理出産を行う場合に必要となる費用は、合計で「US$ 67,000+US$ 220」です。本契約締結より7日以内にUS$ 20,100+US$ 220を、体外受精成功時にUS$ 26,800を、出産後にUS$ 20,100を、それぞれ支払うことになります。

体外受精が成功しなかった場合は1回目のみのお支払いとなり、2回目、3回目の支払いは発生しません。

ジョージアの場合

【ジョージア】国にて、代理出産プログラムを利用する場合の基本料金とお支払い方法は以下のとおりです。

回数

お支払時期

金額(費用)

1回目

本契約締結より7日以内

US$ 12,960+US$ 220

2回目

病院との契約時(利用開始時)

US$ 16,560

3回目

体外受精成功時(移植日より60日後より7日以内)

US$ 21,600

4回目

出産後(出産日より7日以内)

US$ 20,880

備考

体外受精が成功しなかった場合は、2回目のみのお支払いとなり、3回目/4回目のお支払いは発生しません。

ジョージアで代理出産を行う場合に必要となる費用は、合計でUS$ 72,000 + US$ 220です。

本契約締結より7日以内にUS$ 12,960+US$ 220を、病院との契約時(利用開始時)にUS$ 16,560を、体外受精成功時にUS$ 21,600を、出産後にUS$ 20,880をそれぞれ支払うことになります。体外受精が成功しなかった場合は1回目、2回目のみの支払いとなり、3回目、4回目の支払いは発生しません。

カザフスタンの場合

【カザフスタン】国にて、代理出産プログラムを利用する場合の基本料金とお支払い方法は以下のとおりです。

回数

お支払時期

金額(費用)

1回目

本契約締結より7日以内

US$ 16,400+US$ 220

2回目

病院との契約時(利用開始時)

US$ 10,660

3回目

体外受精成功時(移植日より60日後より7日以内)

US$ 24,600

4回目

出産後(出産日より7日以内)

US$ 30,340

備考

体外受精が成功しなかった場合は、2回目のみのお支払いとなり、3回目/4回目のお支払いは発生しません。

カザフスタンで代理出産を行う場合に必要となる費用は、合計でUS$ 82,000+US$ 220です。

本契約締結より7日以内にUS$ 16,400+US$ 220を、病院との契約時(利用開始時)にUS$ 10,660を、体外受精成功時にUS$ 24,600を、出産後にUS$ 30,340をそれぞれ支払うことになります。体外受精が成功しなかった場合は1回目、2回目のみの支払いとなり、3回目、4回目の支払いは発生しません。

「Baby For You」の提供する出産関連サービス

「Baby For You」では、代理母出産以外にもさまざまな出産関連サービスを提供しております。

  • 代理母出産プログラム
  • 卵子提供プログラム
  • 精子提供プログラム
  • 着床前診断・男女産み分けプログラム

各サービスについて詳しくご紹介します。

代理母出産プログラム

これまでもご紹介したとおり、代理母出産プログラムは代理母による妊娠・出産を試みるものです。不妊治療を受けていてもなかなか成果が出ないと悩まれている方や、高齢のため代理母出産を検討しているという方は、まずご相談ください。初回のカウンセリング時に、担当医が患者様ご夫婦それぞれの成功率を、いろいろな角度から検討してお伝えします。

体調面だけではなく、精神的な面においても、問題のない代理母のみをご紹介しますのでご安心ください。お一人お一人のお体の状態に合わせて治療方針を決定し、依頼者ご夫婦の現地での生活面でのサポートはもちろんのこと、メンタルの部分でもサポートを行い最適な環境をご提供します。

お問い合わせ 

卵子提供プログラム

代理母出産の成功率は採卵される女性の年齢が低いほど高い傾向にあります。ご自身の卵子での妊娠が難しいと判明した場合は、ご希望のご夫婦には「卵子提供プログラム」と併せての治療を行うことも可能です。エッグドナーの卵子提供を受けた場合、AAという最上のグレード(質)の胚盤胞が複数個できることが多いです。卵子提供プログラムの成功率は高く、AA卵子を1個移植した場合の妊娠率は40〜50%、2個同時の移植をした場合の成功率は60%強となります。

「Baby For You」では、白人や日本人と同じ容姿のアジア系の卵子ドナーの紹介も行っています。日本人ドナーも、日本の卵子ドナー提供会社を利用される形でご利用可能です。

、移植した場合の1回の移植による妊娠率は40〜50%程度です。

ご夫婦が最善の条件の卵子ドナーと出会えるように、提携す

精子提供プログラム

夫の精子での妊娠が難しい場合は、精子ドナーの利用を試みることもできます。

精子提供プログラムでは、奥さまの卵子とドナーの精子を体外受精させ、最も質の良い受精卵(胚)を奥さまに移植することによって、妊娠の可能性を最大限に向上させます。

ただし、個人差もありますので、2度目以降の移植の場合、初回移植した新鮮胚のほかに余剰胚が得られていた場合は、それらの余剰胚を凍結保存しておき、2度目以降のサイクルに使用することが可能です。

ご夫婦が最善の条件の精子ドナーと出会えるように、提携する機関とのネットワークにより、数多くの日本人精子ドナーの紹介を行っています。

着床前診断・男女産み分けプログラム

卵子・体外受精した受精卵を検査して子どもの遺伝病の有無や性別の判定を行うプログラムです。

着床前診断では、受精卵を子宮に戻す(胚移植)ときに、 流産・死産になる可能性の低い受精卵を選ぶことができます。ダウン症をはじめとした染色体異常の可能性が高いかどうかを判断し、異常がないあるいは異常が少ない受精卵を子宮にもどして、流産などの可能性を低くすることができます。

また、多く見られる異数性の問題がないかどうかを確かめると同時に性別の判定も行います。流産による母体への身体的・精神的ダメージを避ける意味でも、着床前診断は非常に有効な方法と言えるでしょう。

代理出産のトラブルに関するよくある質問

代理出産トラブル回避

最後に、「Baby For You」に寄せられた、代理出産のトラブルに関するよくある質問をいくつか紹介します。

代理出産の成功率はどのくらいですか?

代理出産を依頼したのになかなか着床せず、トラブルに発展することもあります。代理出産の成功率は、妊娠を行う女性の年齢や健康状態によっても成功率は左右されるため、明確な数値は出せません。必ず成功すると過信せず、成功率についてよく知っておくこともトラブルを回避するためのポイントです。

代理出産は提供される卵子の状態が重要で、最も良いグレードのAA卵子を1個用いた場合の代理出産の成功率は50%前後だとされています。

 

代理出産の成功率については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

代理出産の成功率は? 成功率を上げるためのポイント7つ

返金はありますか?

代理出産は、普通の出産と比べると代理母への報酬や海外への渡航費などが発生するぶん費用がかかります。トラブルにならないよう、返金はあるのか、どのような場合に返金されるのかも事前に確認しておきましょう。

「Baby For You」では、それぞれのプログラムのステップに進む前に、考え得るすべてのリスクや、 今後の進め方を相談させて頂いております。

支払い後にまだステップがスタートしてない内であれば返金は可能ですが、詳細の相談が必要になることをご理解ください。

金銭面においては事前に具体的にお話がありますが、代理母出産プログラムの性質上、すべてが正確に予知できるものではないということを理解しておく必要があります。

代理出産は違法行為なんでしょうか?

今回の記事でもご紹介してきたとおり、代理出産は違法行為ではないのでご安心ください。

日本においては代理母出産を規制する法律はなく、民法にも記載がありません。規制する法律がないため、代理母出産を法律上認める国に日本人夫婦が行って子どもを授かったとしても、責められることはありません。

しかし、日本産科婦人科学会では代理出産を認められていないため、日本国内の病院で代理出産は不可能なのが現状です。そのため法律が整備された海外での出産となりますが、今まで「Baby For You」の代理母出産プログラムを利用され、赤ちゃんを連れて日本に帰国されたご夫婦でトラブルがあったことは一度もありません。

LGBTの代理出産は可能ですか?

日本では、国のルールによりご結婚されているご夫婦のみの代理出産が可能となっています。日本国憲法では同性婚はまだ認められていないので、ルールに従うと代理出産をすることはできないのが現状です。

まとめ

今回の記事では、代理出産のトラブルや、トラブルを避ける方法についてご紹介しました。

日本の現状では代理出産を行うことはできませんが、海外の代理母に個人で契約して実行するのは非常に難しく、トラブルが発生する危険もあるでしょう。トラブルを避けて代理出産を成功させるには、適切なエージェントを選び、利用することがとても大切です。適切な代理出産エージェントを選ぶことで代理母選びの手間や時間を削減できるほか、より高度な医療的サポートや専門家のアドバイスを受け、成功率を上げることが可能になるでしょう。

代理出産エージェント選びにお悩みの方は、「Baby For You」にご相談ください。専門の医師や弁護士、代理出産の知識を兼ね備えたスタッフがあなたをサポートいたします。

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