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2026-02-19

高齢出産のリスクとは?35歳以上の妊娠で知っておきたい胎児・母体への影響と対策

高齢出産のリスクとは?35歳以上の妊娠で知っておきたい胎児・母体への影響と対策

「高齢出産はリスクが高い」と聞いて、不安を感じていませんか。

35歳を過ぎると妊娠率の低下や流産率の上昇などが統計上示されていますが、それは「可能性が高まる」という意味であり、必ずしも妊娠・出産が難しくなるわけではありません。

 

本記事では、高齢出産による胎児・母体への具体的なリスクをわかりやすく解説するとともに、リスクを抑えるためにできる対策や、卵子ドナー・代理出産といった選択肢についてもご紹介します。年齢を理由にあきらめるのではなく、前向きな一歩を踏み出すための情報をお届けします。

 

高齢出産は何歳から?

高齢出産は医学的に厳密な定義があるわけではありませんが、一般的には「出産時の年齢が35歳以上」の場合を指します。これは、35歳を境に妊娠率の低下や流産率の上昇、染色体異常の確率が統計上高まることが背景にあります。

ただし、35歳を過ぎたからといって急激にリスクが跳ね上がるわけではなく、あくまで一つの目安です。

近年は晩婚化やキャリア形成の影響もあり、35歳以上での出産は珍しいことではありません。正しい知識を持ち、適切な選択をすることが大切です。

 

高齢出産を不安に感じるあなたへ

「高齢出産は危険」という言葉に、不安を感じていませんか。確かに年齢とともに妊娠・出産のリスクは高まる傾向がありますが、若いからといって必ず安全というわけでもありません。20代であっても、胎児の健康リスクは少なからず存在します。

 

医療の進歩により、妊娠前の検査や周産期管理は大きく向上しています。また、卵子ドナーの活用や代理出産といった選択肢によって、年齢に伴う卵子の老化リスクを回避できる可能性もあります。

大切なのは、年齢だけで希望をあきらめないこと。自分に合った方法を知ることが、前向きな一歩につながります。

 

母体の年齢による妊娠の違い

女性の妊娠する力は「妊孕性(にんようせい)」と呼ばれ、年齢とともに緩やかに低下していきます。

一般社団法人日本生殖医学会によると、女性の妊孕力は以下のように変化するとされています。

 

【女性の年齢が21~24歳のカップルの妊孕性を1.00とした場合】

  • 25~27歳… 0.91
  • 28~30歳… 0.88
  • 31~33歳… 0.87
  • 34~36歳… 0.82
  • 37~39歳… 0.60
  • 40~45歳… 0.40

 

引用元:一般社団法人日本生殖医学会「女性の年齢による妊孕力の変化」

 

以下から、30代・40代の妊娠について、妊孕性の変化をベースに解説していきます。

30歳〜35歳の妊娠の特徴

30代前半は、妊娠・出産が十分可能な年代ですが、妊孕性は20代前半と比べるとやや低下します。21〜24歳の女性の妊孕性を「1」とした場合、30〜35歳では約0.82とされています。

大きな差ではないものの、妊娠までに時間がかかるケースが増える傾向があります。また、流産率もわずかに上昇します。

 

ただし、健康状態が良好であれば自然妊娠も十分期待できる年代であり、過度に心配する必要はありません。早めの検査や計画的な妊活が安心につながります。

 

35歳〜40歳の妊娠の特徴

35歳を過ぎると妊孕性の低下がより明確になります。妊孕性は約0.6まで下がるとされ、妊娠までの期間が長引くことが増えてきます。また、流産や染色体異常のリスクも徐々に高まる年代です。

そのため、不妊治療を検討する人も増える時期といえるでしょう。一方で、医療技術の進歩により体外受精などの選択肢も広がっています。卵子の質に起因する課題については、卵子ドナーという方法で補える可能性もあり、選択肢を知ることが重要です。

 

40歳〜45歳の妊娠の特徴

40歳を超えると妊孕性は約0.4まで低下するとされています。自然妊娠の確率はさらに下がり、流産率も上昇します。主な要因は卵子の老化による染色体異常の増加です。

ただし、妊娠が不可能になるわけではありません。体外受精や顕微授精などの高度生殖医療に加え、卵子ドナーを利用することで若い卵子を用いた妊娠が可能になるケースもあります。

また、母体の健康面に不安がある場合には、代理出産という選択肢もあります。年齢だけであきらめず、適切な方法を知ることが未来への希望につながります。

 

日本人夫婦が利用できる代理出産については、以下の記事で詳しく紹介しています。

代理出産とは?日本で禁止の理由や成功事例、費用までわかりやすく解説

 

高齢出産による胎児へのリスク

高齢出産では、母体の加齢に伴う卵子の変化により、胎児への影響が生じる可能性が指摘されています。

胎児の主なリスクとして、以下が挙げられます。

 

  • 染色体異常の発生確率が上昇
  • 流産率の上昇
  • 早産・低出生体重児の可能性が高まる

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

染色体異常の発生確率が上昇

母体年齢が上がるにつれて、ダウン症候群などの染色体異常の発生確率は高まる傾向があります。これは卵子が長い年月をかけて体内に存在しているため、分裂時のエラーが起こりやすくなることが要因とされています。

ただし、確率が上昇するといっても、必ず起こるわけではありません。現在はNIPT(新型出生前診断)などの検査で早期にリスクを確認できるようになっています。

 

NIPTについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

NIPT(新型出生前診断)・羊水検査とは?違いやメリット・デメリットを解説

 

流産率の上昇

高齢出産では流産率も上昇するといわれています。主な原因は、受精卵の染色体異常によるものです。年齢とともに卵子の質が変化することで、妊娠が成立しても継続が難しくなるケースが増えます。特に40歳以降では流産率が大きく上がるとされています。

ただし、流産は若い世代でも一定の確率で起こるものであり、年齢だけが原因とは限りません。必要に応じて不妊治療や着床前検査などを活用することで、リスク軽減を目指すことも可能です。

 

早産・低出生体重児の可能性が高まる

高齢出産では、妊娠高血圧症候群や胎盤機能の低下などの影響により、早産や低出生体重児となる可能性が高まるとされています。これらは胎児の発育に影響を及ぼすことがあるため、妊娠中の慎重な管理が重要です。

一方で、周産期医療の進歩により、早産児や低出生体重児の救命率・予後は大きく改善しています。リスクを知り、適切な対策を選ぶことが安心につながります。

 

高齢出産による母体へのリスク

高齢出産では、胎児だけでなく母体側にも一定のリスクが高まるとされています。

主な母体側のリスクとして、以下が挙げられます。

 

  • 妊娠高血圧症候群
  • 妊娠糖尿病
  • 帝王切開率の上昇
  • 出産後の回復への影響

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は、妊娠中に血圧が高くなる状態で、高齢出産では発症リスクがやや高まるといわれています。重症化すると母体だけでなく胎児の発育にも影響を及ぼす可能性があります。

しかし、定期的な血圧測定や適切な体重管理により、早期に対応することが可能です。医師の指示に従い、食事や生活習慣に気を配ることで、リスクを抑えながら妊娠を継続できるケースも多くあります。

 

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病も高齢妊娠で増加する傾向があります。血糖値が高い状態が続くと、巨大児や難産のリスクが高まることがあります。

ただし、妊娠糖尿病は妊婦健診で行われる血糖検査により早期発見が可能です。医療のサポートを受けながら管理することで、安全な出産を目指すことができます。

 

帝王切開率の上昇

高齢出産では、母体や胎児の安全を最優先するため、帝王切開が選択される割合が高くなる傾向があります。これは合併症のリスクや分娩の進行状況などを総合的に判断した結果であり、必ずしも異常があるという意味ではありません。

帝王切開は確立された安全な手術であり、適切な医療体制のもとで行われます。事前に分娩方法の可能性について理解しておくことで、心構えができ、安心につながります。

 

出産後の回復への影響

年齢が高くなるほど、体力や回復力の個人差が大きくなるため、出産後の回復に時間がかかる場合があります。特に帝王切開の場合は術後のケアが重要です。無理をせず、家族や周囲のサポートを受けることが大切です。

一方で、健康管理を意識してきた方は年齢に関わらず順調に回復するケースもあります。産後ケアサービスやサポート体制を整えておくことで、心身の負担を軽減し、高齢出産であっても安心して育児をスタートできます。

 

高齢出産でもリスクを抑えるためにできること

高齢出産には一定のリスクが伴いますが、事前の準備や適切な医療の活用によって、そのリスクを抑えられる可能性があります。年齢を理由に過度に不安になるのではなく、「今できる対策」を知ることが大切です。

ここからは、高齢出産であってもリスクを最小限にするためにできることを紹介します。

 

早めの妊娠計画と検査

35歳を過ぎたら、できるだけ早めに妊娠計画を立てることが重要です。基礎体温の把握やホルモン検査、AMH検査(卵巣予備能検査)などにより、自分の妊孕力を客観的に知ることができます。

また、必要に応じて不妊専門クリニックでの相談も検討しましょう。妊娠後も出生前検査や定期健診を適切に受けることで、胎児や母体の状態を早期に把握できます。早めの行動が選択肢を広げ、リスク低減につながります。

生活習慣の改善

妊娠のしやすさや妊娠経過には、生活習慣も大きく影響します。バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠は基本です。

喫煙や過度な飲酒は、年齢を問わず妊孕性を低下させるため、できるだけ控えることが望ましいでしょう。また、適正体重の維持は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の予防にもつながります。ストレス管理も重要なポイントです。日々の積み重ねが、母体と胎児双方のリスク軽減につながるため、できることから始めていきましょう。

 

高度生殖医療の活用

自然妊娠が難しい場合は、体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を活用する方法があります。さらに、卵子の加齢が課題となる場合には、若い女性の卵子を用いる卵子ドナーという選択肢もあります。

これらの医療技術の活用によって、高齢出産であっても染色体異常や流産のリスクを抑えられる可能性があります。また、母体の健康面に不安がある場合は、代理出産を検討することで、より安全な出産を目指すことも可能です。年齢による壁を感じたときこそ、広い視野で選択肢を考えることが大切です。

 

高度生殖医療については、以下の記事で詳しく紹介しています。

高度生殖補助医療(ART)とは?治療法の種類などをわかりやすく解説

 

卵子ドナーという選択肢

卵子ドナーとは、若い女性から提供された卵子を用いて受精・妊娠を目指す方法です。これにより、染色体異常の発生確率や流産リスクの低減が期待できます。

高齢出産であっても、母体の子宮環境が良好であれば卵子ドナーでの妊娠・出産は可能であり、年齢による卵子の問題を乗り越える有力な選択肢の一つです。

 

卵子ドナーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

卵子ドナーとは?利用のメリット・デメリット、代理出産という選択肢を解説

 

卵子ドナーの利用方法

卵子ドナーは、信頼できる医療機関やエージェントを通じて手続きを進めます。ドナーは年齢や健康状態など厳格な基準で選定され、採卵後に受精卵を作成し、母体へ胚移植を行います。

海外では法整備や医療体制が整った国も多く、安全性に配慮したプログラムが確立されています。専門エージェントを活用することで、手続きや医療面のサポートを受けながら、安心して治療を進めることが可能です。

 

代理出産という選択肢

代理出産は、高齢かつ母体健康リスクが大きく妊娠・出産が難しい場合に有効な選択肢です。たとえば、年齢による子宮の環境不良や、持病・手術歴によって妊娠リスクが高いケースなどでは、他の女性(代理母)に妊娠・出産を委ねることで、安全性を高めることができます。

排卵機能と卵子の質に問題がない場合は、ご夫婦の卵子と精子による受精卵を代理母に移植できるため、遺伝的なつながりのある赤ちゃんを授かることができます。

 

高齢での妊娠に不安がある方や、過去の不妊治療で成果が出なかった方にとって、代理出産は「我が子を授かる」という希望を実現する方法となります。

代理出産は法制度や医療体制が整った国で行われることが望ましく、信頼できるエージェントのサポートが成功の鍵となります。

 

不妊治療の最終的な選択肢としての「代理出産」については、以下の記事で紹介しています。

不妊治療の新たな選択肢。代理出産で子どもを授かるには?

 

代理出産の利用方法

代理出産を利用する際は、まず信頼できる代理出産エージェントに相談し、自分たちの希望や状況を丁寧に伝えることから始めます。

エージェントは、法的な要件や渡航手続き、医療機関の選定、代理母のマッチング、妊娠中のフォローなど包括的なサポートを提供します。代理出産には各国の法的規制や必要な書類が異なるため、専門知識を持つエージェントと進めることが安心です。医療面では、体外受精や顕微授精で作成した受精卵を代理母に移植し、その後の妊娠管理・出産までを行います。

適切なサポート体制を整えることで、代理出産によるリスクを抑え、望む家族形成を目指すことができます。

 

実績のある代理出産エージェント「Baby For You」

海外での代理出産を安心してお任せできる仲介業者をお探しなら、ぜひ「Baby For You」にご相談ください。

Baby For Youでは、これまでに多くの日本人ご夫婦へ赤ちゃんをお届けしてきました。会社組織として海外の医療機関と信頼関係を築き、弁護士も在籍している、実績のある代理出産エージェントです。

 

代理出産プログラムのほか、卵子提供プログラム、精子提供プログラム、着床前診断・男女産み分けプログラムを提供しています。

Baby For Youはウクライナやジョージア、カザフスタンの医療機関と提携し、安心・安全な代理出産を行っています。

厳しい審査による健康な代理母の選定や、海外現地でのサポート、日本国籍を取得するための手続きなど、さまざまな面から依頼者さまをサポートいたします。

 

まとめ

高齢出産は一般的に35歳以上の出産を指し、妊孕性の低下や染色体異常、流産率の上昇、妊娠高血圧症候群などのリスクが高まる傾向があります。しかし、医療の進歩により多くのリスクは早期発見・管理が可能になっています。

 

さらに、卵子ドナーを活用することで卵子の加齢によるリスクを抑えられる可能性があり、母体の健康面に不安がある場合は代理出産という選択肢もあります。大切なのは、年齢だけで可能性を狭めないこと。正しい知識を持ち、自分に合った方法を選ぶことで、安心して妊娠・出産を目指すことができます。

 

※本記事の内容は、2026年2月時点の情報に基づいて作成しています。今後、ルールや法律の変更により内容が事実と異なる場合もありますので、ご了承ください。

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