2024-02-16

代理出産の費用はいくら?費用内訳や費用に関する注意点6つを紹介

代理出産の費用はいくら?費用内訳や費用に関する注意点6つを紹介

海外では代理出産を利用する方が増えてきています。しかし、代理出産はかなり費用がかかりますし、倫理的な問題から日本では選択する方はまだ少ないのが現状です。そのため代理出産について詳しく知っている方は少ないでしょう。

代理出産の中でも気になるのが費用についてです。かなりの費用がかかると言われていますが、実際どれくらいかかるのでしょうか。そこで本記事では、代理出産の費用の支払い方法や、返金は可能かどうか、なぜ代理母出産が日本では認められていないのかなど、費用の内訳や注意点を解説します。

 

代理出産エージェントの利用を検討されている方は、以下の記事もぜひご覧ください。

代理出産エージェントとは?選び方から費用・事例まで詳しく解説

代理出産の費用相場

代理出産の費用相場は、およそ60,000ドルから80,000ドル(約890万~1,100万円)です。日本国内では代理出産が原則的に認められていないため、支払いは日本円ではなく米ドルとなります。

代理出産を日本人の夫婦が依頼したい場合、仲介業者を通じて代理母に依頼し、海外で出産し帰国します。したがって、費用はほとんどの場合米ドルでの支払いとなるのです。費用は米ドルのため、日本円換算の相場は円安・円高などによっても変動することがあるでしょう。また、費用の内訳自体も仲介業者によって変わります。大まかな内訳は弁護士費用・医療費・仲介業者への手数料、そして代理母への報酬です。これらの費用に加え、国によっては手続きのための渡航費用、オプションの検査費用などが含まれる場合があります。

代理出産の費用の現状と傾向

代理出産の費用は、出産する国や仲介業者によって変わります。日本人夫婦が代理出産を依頼する場合、商用的代理出産が認められている国の代理母に出産してもらう必要があります。現在、商業的代理出産が認められている国は、アメリカの一部の州、ロシア、ジョージア、ウクライナなどです。日本から遠いこれらの国で代理出産を行う場合は、渡航費などで費用が高くなることもあるでしょう。

ただし、出産する国以外にも、円安や物価高騰などのさまざまな要因で代理出産の費用が変動することがあります。

代理出産の費用が変動する要因

代理出産の費用が変動する要因のひとつとして、物価高騰が考えられます。2024年現在では世界的な物価高騰が続いており、代理出産の費用もその影響を受けています。燃料価格が高騰すれば渡航費が高くなり、出産する国の医療費が上がれば代理出産の費用も高くなるのです。また、円安の影響を受けることも代理出産の費用が変動する要因のひとつでしょう。上記でも述べましたが、日本から代理出産を依頼する場合でも、支払いは基本的に米ドルです。米ドルでの価格は変わらなくとも、日本円に換算すると円安の影響を受けます。ドル高円安となると、依頼側の負担はますます大きくなるでしょう。

円安の影響もあるが、今後も値上げされることが予想される

代理出産の費用が変動する理由のひとつに円安を挙げましたが、円安や物価高騰以外の理由でも値上げが予想されています。代理出産が世界的に人気となっている一方で、リスクもあるとされているためです。現在、代理母への報酬は日本円で200万円から400万円ほどが相場です。代理出産にかかる全体の費用から考えると代理母への報酬はおよそ半分から1/3ほどとなり、母体のリスクを考えると安すぎるという考えも多くなっています。また、代理母に対するケア費用はもちろん、面談・人件費など、さまざまな面でリスクを低減するために費用が高くなることが予想されます。

「Baby For You」と他社の費用比較

日本の夫婦が代理出産を依頼したい場合は、代理出産エージェントに依頼する必要があります。そこで、やはり気になるのは依頼費用でしょう。

本項目では、代理出産エージェント「Baby For You」と他社の代理出産にかかる費用を比較して紹介します。

A社

約4万ドル~
(630万円~)

B社

約5万ドル~
(800万円~)

C社

21万2,000ドル~
(約3,100万円~)

Baby For You

6万7,000ドル+220ドル
(約998万円+約32,000円)

※2024年2月時点の為替レートによる計算

 

代理出産の費用は内訳が表示されていないことが多いです。今回比較した他社は内訳が明示されておらず、合計金額は表以上に高くなる可能性が非常に高いです。面談や見積もりの際に、しっかり確認しておくべきでしょう。

「Baby For You」では費用に入るサービス・入らないサービスを明示しているため、安心して検討いただけます。

「Baby For You」の代理出産費用

代理出産の費用

「Baby For You」は、ウクライナ・ジョージア・カザフスタンの3カ国で代理出産エージェントを行っています。この3カ国は代理母出産が法的に認められており、なおかつ低価格でレベルの高い医療を提供可能です。母体へのリスクを最大限に低減しつつ、依頼側への金銭的負担の軽減が可能となりました。

本項目では、それぞれの国での代理出産費用についてご紹介します。

ウクライナの場合

1回目

20,100ドル+220ドル

2回目

26,800ドル

3回目

20,100ドル

合計

67,000ドル+220ドル

ウクライナで代理出産を行う場合、基本料金は合計で67,000ドル+220ドルとなります。ただし、費用の支払いは3回に分けて行います。まず体外受精を行ったあと1回目のお支払いをいただき、体外受精が成功すると2回目のお支払いとなり、出産後に3回目のお支払いをいただきます。

体外受精が成功しなかった場合は、1回目の20,100ドル+220ドルのお支払いのみです。また、費用は米ドルでの支払いとなります。

ジョージアの場合

1回目

12,960ドル+220ドル

2回目

16,560ドル

3回目

21,600ドル

4回目

20,880ドル

合計

72,000ドル+220ドル

ジョージアで代理出産を行う場合、基本料金は合計で72,000ドル+220ドルとなります。ジョージアの場合は、お支払いが4回に分かれます。

まずは契約締結より7日以内に1回目のお支払いをいただき、その後の病院との契約時に2回目の料金のお支払いとなります。体外受精成功時に3回目、出産後に4回目のお支払いとなります。もし体外受精が成功しなかった場合は、2回目までの29,520ドル+220ドルのお支払いのみです。また、ジョージアで代理出産を行う場合の費用も米ドルでの支払いとなります。

カザフスタンの場合

1回目

16,400ドル+220ドル

2回目

10,660ドル

3回目

24,600ドル

4回目

30,340ドル

合計

82,000ドル+220ドル

カザフスタンで代理出産を行う場合、基本料金は合計で82,000ドル+220ドルとなります。カザフスタンの場合でもお支払いが4回に分かれます。お支払いタイミングは、本契約締結より7日以内に1回目、病院との契約時に2回目のお支払いです。体外受精成功時に3回目、出産後に4回目のお支払いとなります。また、体外受精が成功しなかった場合は、2回目までの27,060ドル+220ドルのお支払いのみです。また、カザフスタンで代理出産を行う場合の費用も米ドルでのお支払いとなります。

 

「Baby For You」の代理出産の費用・内訳についてさらに詳しく知りたい方は以下のページもぜひご覧ください。

「Baby For You」代理出産 費用(料金)

「Baby For You」の代理出産の費用内訳(ウクライナの場合)

代理出産の費用

代理出産の費用で気になるのが、費用の中に含まれるサービスです。代理出産エージェントによっては費用の内訳が明示されていないことが多く、見積もりや面談の際に費用が跳ね上がることもあるでしょう。

そこで本項目では、「Baby For You」のウクライナでの代理出産費用内訳について詳しくご紹介します。「Baby For You」での費用内訳(ウクライナの場合)は以下のとおりです。

  • 代理母・エージェント費用
  • 体外受精費用
  • 妊娠中・出産費用
  • 初回着床に失敗した場合の再着床の費用

エージェント費用はもちろん、弁護士費用なども含まれているので見ていきましょう。

代理母・エージェント費用

まず、代理母やエージェントに関する費用は51,600ドルとなります。内訳は、大きく分けると以下の内容が含まれます。

  • 航空券手配
  • 現地住宅の予約
  • 弁護士サポート
  • 代理母成功報酬
  • スタッフ同行費用
  • 代理母出産のご相談
  • 代理母に関する調査・検査費用
  • 病院・代理母・弊社契約サポート

詳しくは、現地でのホテルやアパートの手配や、空港・病院送迎費用、SIMカード貸与も含まれます。また、代理母の心理状態定期チェックや、洋服代・交通費・宿泊費などの生活サポート代も含まれているので、代理母に対するケアも可能です。

弁護士によるサポート費用も代理母・エージェント費用に含まれているのでご安心ください。契約書類や代理母登録機関手数料、親権申請・出産証明書費用も含まれているため、親権などの法的サポートも万全です。

体外受精費用

体外受精費用は8,700ドルです。内訳は以下のとおりとなります。

  • 技術料
  • 薬剤代金
  • 体外受精
  • 胚移植医療費
  • 検査・処置費用
  • ホルモン調査(初回限定)

体外受精には、体外受精の工程以外にもホルモン検査や卵巣刺激法などに使用する薬剤などが必要です。また、卵子の量を調べるホルモン検査や、各種健康検査も必要となります。男性の場合は精子検査や感染症検査も必要です。検査が終わり、女性側の採卵・男性側から採取した精液を用いて体外受精を行います。ここまでが依頼側夫婦がやることです。

無事受精卵の胚培養が終わったら、今度は代理母の子宮に胚移植を行います。胚移植のあとは着床しているかどうかを検査し、妊娠が確認されたら体外受精成功です。以上の費用が、すべて体外受精費用の中に含まれています。

妊娠中・出産費用

代理母への着床・妊娠が確認された場合、出産までの費用は6,700ドルとなります。内訳は以下のとおりです。

  • 入院費
  • 出産費用
  • 新生児検診
  • 代理母周産期検診
  • メディカルチェック
  • 10回~15回メディカルチェック

代理出産の場合でも、妊娠時に必要な検診や入院費が必要になり、出産費用もかかります。これらの費用は代理出産を依頼する側で負担するため、妊娠中・出産費用として含まれています。また、マタニティウェアなどの衣服代もお支払いいただく料金内に含まれています。したがって、代理母側も安心して妊娠期間を過ごしていただけます。ただし、この間に代理母と面会したい場合はウクライナへの渡航費・滞在費が別途かかるという点には注意が必要です。

初回着床に失敗した場合の再着床の費用

体外受精を行っても、必ず着床するというわけではありません。体外受精の妊娠確率は移植する胚盤胞のグレードと個数によって左右されます。例えば、最も優秀なグレード(質)の胚盤胞を2個以上、同時移植した場合で60%です。

再着床にかかる費用は、受精卵の状況によって異なります。

状況

金額/1回(ウクライナの場合)

病院に受精卵が残っている

1,800ドル

冷凍受精卵の郵送が必要

2,500~3500ドル

病院に精子だけが残っている

6,500~8,000ドル

病院に何も残っていない

7,500~9,000ドル

代理母の変更

3,500ドル

 

上記に含まれない費用

代理出産には、上記以外にも費用がかかることがあります。本項目では、別途費用がかかるものの一例も確認していきましょう。

  • 着床前診断
  • 出生前診断
  • 遺伝子検査
  • 卵子ドナーの利用
  • 精子ドナーの利用

着床前診断などの各種診断もオプションとして選択できます。これらの診断では、遺伝的変化や染色体疾患、遺伝子検査を実施できます。もし遺伝子疾患で気になることがあれば、エージェント側から必要な診断を提案することも可能です。また、何らかの理由で依頼側夫婦の精子・卵子を利用できない場合は、各ドナーの手配が可能です。ドナー提供を行う場合、日本人・現地の方・現地以外の国の方から選択できます。ドナー利用にかかる費用は輸送費・病院によって異なるため、エージェントとご相談ください。

代理出産の費用に関する注意点

代理出産にはさまざまな費用がかかります。代理母へのケアや体外受精費用、妊娠出産費用のほかにも、弁護士や渡航時のサポートがされるかどうかにも注意しましょう。サイトやパンフレットに書かれていない場合もあるため、面談時に前もって確認しておきたいところです。

本項目では、代理出産の費用を確認する際にチェックしておきたい項目について解説します。

海外の弁護士費用は含まれているか

代理出産にはさまざまな手続きを行わなければならないため、弁護士を依頼する必要があります。代理出産費用に弁護士費用が含まれているかどうかも必ず確認しましょう。代理出産において最大のネックとなるのが、出生児の出生届や日本国籍の取得です。現在、日本での母子関係は「自然分娩(産んだ人)」によってしか認められません。また、お子さんが生まれる前に父親側が胎児認知をする必要があります。この手続きをしておかないと、お子さんが日本国籍を取得することは難しいです。

また、日本国籍を取得しなければパスポートを発行できず、帰国もできません。これらの手続きは妊娠中から行わなければならないため、代理出産を行う海外の国の弁護士が必要となります。

渡航した際に、滞在時の生活サポートまで含まれているか

代理出産は、商業的代理出産が認められている国で行います。上述したように、商業的代理出産が認められている国はウクライナやジョージア、カザフスタンが挙げられますが、依頼者側で面談やお子さんとの対面などを行うため、これらの国に渡航が必要になるケースもあるでしょう。これらの依頼者側の渡航費用や滞在費用についてのサポートにも確認が必要です。

「渡航時の住宅・ホテルは自分で手配しなければいけないのか?」「滞在中の食事については自己負担?」「空港から病院への移動は?」など、渡航時に起こりうる状況は多々あります。エージェントとの面談時に相談しておくことで、安心して渡航できるでしょう。エージェントによっては、かかる渡航費用について例示してくれることもあります。

再移植費用など、追加費用の金額や説明はあるか

代理出産は、1回の体外受精で成功するとは限りません。したがって、2回目・3回目のチャレンジを行うことも多いです。2回目・3回目以降の再移植費用や追加費用についても確認しておきましょう。また、代理母が変更になった場合の費用についても確認しておくことをおすすめします。

代理母が変更となった場合は公証人事務所の代理母との再契約なども発生することがあるため、当然弁護士費用も必要です。また、移植にあたっての治療費も必要になります。これらの治療費は実費であることが多いため、代理出産を行う国での治療費について前もってエージェントに質問しておきましょう。

連絡を密に取ってもらえるか

代理出産では複数の人が動いています。エージェントだけでなく、弁護士・病院スタッフ・代理母など、普通の妊娠・出産よりも多くの人と、より密に連絡を取らなければいけません。しかし、エージェントによっては連絡頻度や確認作業の質が落ちることがあります。特に費用が安価な場合に多いです。依頼者側からの質問などに即動いたり、病院から迅速な回答が得られたりといった対応が望ましいでしょう。ただし、密に連絡を取ってもらえるエージェントは、費用が高くなる傾向にあります。連絡をどの程度取ってもらえるか、質問に答えてもらえるのかなどといった点についても確認しておきましょう。

トラブルがあった際の補償金額の説明はあるか

代理出産にかかわらず、妊娠・出産にはある程度のリスクがあります。代理母にもしトラブルがあった場合に補償が必要となることも考えておくべきです。その際の金額や費用についても、エージェントに確認しておきましょう。また、渡航中や弁護士手続きに関するトラブルも考えられます。代理出産を始めてからお子さんとの対面・帰国までに起こりうるトラブルについては、前もってエージェントに聞いておくと安心です。トラブルが起きた際にエージェントがどう対応するのかも確認できると、安心して任せられるでしょう。

段階別成功報酬制であるか

代理出産の費用は、基本一括で掲載されていることが多いです。しかし、基本料金が一括支払いの場合はリスクがあります。それは、体外受精に失敗して諦めることとなった場合です。こういったリスクを回避するためには、料金の支払いを3~4段階に分けているエージェントを選びましょう。

例えば、支払い段階を「最初の契約」「体外受精まで」「妊娠・出産まで」といったように分けているエージェントならば、体外受精に失敗した場合2/3の料金です。「Baby For You」の場合、体外受精に失敗した場合は全額ではなく指定した段階までの料金までで済みます。

代理出産や費用に関するよくある質問

代理出産に興味のある方が最も気になるのが、費用に関することではないでしょうか。費用がかなりかかることは知っていても、実際にどれくらいの金額になるのか、保険は使えるのかなど詳細はわからないという方がほとんどでしょう。

そこで本項目では、代理出産の費用に関して、多くの方が疑問に思う事項について解説していきます。

代理出産はなぜ日本でできないの?

日本でも、代理出産を利用して子どもを得ている方はいます。しかし日本国内での代理出産は原則認められていないので、海外で行うことになります。では、なぜ日本では代理出産ができないのでしょうか。

正式にいうと、日本での代理出産は日本産科婦人科学会により自主規制されているだけなので、実際に行っても犯罪になるわけではありません。しかし日本では代理出産に関する法整備が整っていません。明治時代に制定された民法では「誕生した子どもの母親は、その子を妊娠し出産した女性」と定められています。したがって、代理出産を利用した場合、日本では親子関係が認められないのです。

同性カップルの代理出産は可能?

現在の日本では、代理出産を利用できるのは結婚している夫婦のみです。これは国のルールであるため、同性婚のできない現在の日本では同性カップルの代理出産の利用は不可能となります。

同性カップルの代理出産の場合、LGBTQの代理出産に関する法整備が整っている国で行う必要があります。LGBTQに対し理解が進んでいる欧米諸国でも、LGBTQの代理出産の法整備が整っている国は多くはありません。そして同性カップルの場合は卵子や精子を誰かから提供してもらう必要があり、その点でもハードルが高いと言えるでしょう。

代理出産の費用に保険は使える?

代理出産の費用は、多くの場合医療保険が適用されません。なぜなら代理出産には法的・倫理的な問題が絡むので、医療保険が費用を補償するのは難しいためです。そもそも日本では、通常の出産の場合も、出産費用は一部の例外を除き医療保険の対象にはなりません。代理出産をする場合、医療費のほとんどを利用する方が負担することを覚悟しておきましょう。

このほかに、代理母への報酬や法的手続きに関する費用や弁護士費用などもかかります。ただし代理出産を行う国によって医療保険の適用範囲が異なるので、詳しくは国ごとの制度を確認してみましょう。

代理出産の費用は返金は可能?

代理出産は、100%成功するものではないため、代理出産の費用は契約や法的な取り決めによっては返金可能な場合があります。明示されていない場合は、契約前にしっかり確認しておきましょう。

しかし、代理出産は倫理的な問題が絡むこともあり、法的な問題が複雑です。返金に関する契約を結んでいたとしても、法的に無効と判断される場合があるため注意しましょう。どのようなケースが無効と判断される場合があるのかも契約前に確認しておくと安心です。

代理出産の費用は分割払いできる?

代理出産の費用の支払い方法については、利用するエージェントや代理母との契約内容などにより異なります。例えば、エージェントの場合はプログラムが進むごとに都度料金を支払うという方法を採用しているところが多いでしょう。

一般的には妊娠がわかってから支払いスケジュールが設定され、妊娠の段階ごとに支払われることがほとんどです。費用の支払いについても契約書にのっとって行われるので、契約書の内容をしっかり確認しましょう。

代理出産の費用の支払い方法は?

代理出産費用の支払い方法は、契約書の内容により異なります。一般的な支払い方法として、以下のようなものがあります。

 

  • 一括払い

代理母との契約終了後に全額を支払う方法です。

  • 分割払い

代理母の妊娠が進むごとに料金を支払う方法です。どの時点でいくら払うかは、契約書に書かれています。

 

エージェントを利用した代理出産の場合は、多くが分割払い(段階別成功報酬制)となっています。例えば、移植の時点で支払い、妊娠判明の時点で支払い、妊娠何週に到達した時点で支払いといったぐあいです。

一括払いは、契約内容によっては失敗しても返金してもらえないことも考えられます。妊娠の経過ごとに支払うことができる分割払いの方が安心できるしょう。

代理出産の費用を安く抑えることはできる?

代理出産の費用は、行う国によって大きく左右されます。例えば、アメリカの場合はかなりの料金が必要です。しかしウクライナで行うと、高水準の医療にもかかわらずアメリカよりも安く済みます。また利用するエージェントによっても、費用は左右します。

とはいえ代理出産には法的な問題が絡みますし、医療的にも技術が必要です。必要以上に料金を抑えると、トラブルに巻き込まれる恐れがあるので注意しましょう。安い料金を提示していても実際には必要な料金が含まれておらず、合計費用は高くなるということもあります。代理出産は料金だけで判断せず、信頼できるエージェントを通して、安全な国で行うことをおすすめします。

「Baby For You」の代理出産プログラムのご案内

代理出産の費用

代理出産をしたい方は、エージェントの利用がおすすめです。とはいえ代理出産を扱うエージェントは複数あり、中にはあまり信頼できないところもあります。

料金が高額で、法的にも複雑な問題が絡む代理出産を成功させるには、安心して任せられるエージェントを選ばなければなりません。

最後に、「Baby For You」のプログラムをご紹介します。代理出産をご検討されている方は、ぜひ参考になさってください。

代理母出産プログラムに適応する方

上述したように、現在の日本では代理出産を利用できるのは結婚しているご夫婦のみです。

「Baby For You」の代理母出産プログラムのご利用には、主に以下の条件に当てはまるご夫婦が挙げられます。

  • 本人の妊娠や出産が医学上危険または難しいと判断された場合
  • 子宮摘出手術を受けている、または子宮に何らかの問題がある場合
  • 子宮機能が原因で発生する不育症の場合
  • 人工授精や体外受精などの不妊治療でも妊娠が難しかった場合

これらの条件に当てはまらないご夫婦でも利用可能なのでご安心ください。「Baby For You」ではLINEやメール、zoom面談でご相談いただくことも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。なお、正式に結婚している夫婦以外の利用はできません。卵子や精子の提供が必要な場合は、卵子・精子提供プログラムの利用となります。

代理母の条件・審査について

「Baby For You」の代理母は、提携するウクライナの登録機関に登録された代理母の中から、健康であることはもちろん、出産経験があるか、家族のサポートがあるかなど、独自の厳格な事前審査を経て選ばれています。経済状況や、人のために尽くしたいという性格かどうかといった点も審査の項目となっており、代理母本人だけでなく、夫や子どもとも面談し、慎重にチェックをしています。

また候補者のプロフィールには、身長、体重、髪の色、目の色、年齢、学歴、血液型、Rh因子、配偶者の有無、国籍、代理母経験の有無なども記載されています。これらが記載されたリストからお選びいただく形となります。

「Baby For You」は、費用は段階別成功報酬制です

「Baby For You」では、ウクライナ、ジョージア、カザフスタンでの代理出産が可能です。それぞれの国により費用は異なりますが、支払い方法は段階別成功報酬制となります。

 

例えばウクライナで行った場合は、

1回目 本契約締結より7日以内に、US$ 20,100+US$ 220の支払い

2回目 体外受精成功時(移植日より60日後より7日以内)に、US$ 26,800の支払い

3回目 出産後(出産日より7日以内)に、US$ 20,100の支払い

となります。

 

着床に失敗した場合は、再着床費用がかかります。これ以外にかかる費用として、お客様の渡航費や滞在費があります。

戸籍の書類作成などもすべて一貫して行います

「Baby For You」では、代理出産に必要な手続きをすべて一貫して行います。契約に必要な書類や渡航準備に関してのサポートも充実しているのでご安心ください。渡航後の日常生活のサポートも現地の日本人スタッフが行うので、外国語が話せなくても心配する必要はありません。

また、赤ちゃんの戸籍のための書類作成は「Baby For You」所属の弁護士が行います。複雑な手続きが必要になりますが、「Baby For You」にすべてお任せください。

代理母出産は日本ではまだ広がっておらず、わからないことがたくさん出てくるでしょう。「Baby For You」は帰国後のアフターフォローも万全なので、いつでもご相談ください。

密なコミュニケーションで丁寧にサポート

「Baby For You」では、利用する方と密なコミュニケーションをとることを心がけています。利用するにあたり、zoomやメール、LINE通話、スカイプを通じて面談や相談を受けつけているので、「お問い合わせページ」からお気軽にご相談ください。お問い合わせいただいた内容を確認したあとに、専門のスタッフよりご連絡いたします。

また、スタッフとの相談だけでなく、専門医師とのカウンセリングもしっかりと行います。その上で検査や治療方針について説明し、詳細な料金も紹介します。

希望があれば、自宅と提携病院の医師をオンラインツールでつなぎ、お話しすることも可能です。

代理出産を行う病院側には日本語の分かるスタッフも同席しており、外国語が話せなくても問題ありません。「Baby For You」のスタッフと代理母や提携病院のスタッフとの連携も、しっかり行われています。

専門の医師と弁護士が在籍しています

代理出産は、医療的な問題とともに法的な問題も絡んできます。どんな問題にも柔軟に対応できるよう、「Baby For You」には専門の医師と弁護士が在籍しています。

特に医師はウクライナの大きな病院に勤める現役医師なので、代理母から大きな信頼を得ており、病院との連携も円滑です。また、代理母の診察は「Baby For You」の役員が直接行っています。

出産後の手続きには、代理出産に関する法的な知識が必要となりますが、こうした手続きはすべて代理出産に精通した所属の弁護士が行うので安心してお任せください。

代理出産の実績も多数

代理出産のエージェントを選ぶ際には、実績も重要なポイントです。その点「Baby For You」には、長年積み上げてきた経験と実績があります。

「Baby For You」が日本のご夫婦向けに代理母出産プログラムを提供し始めたのは2017年で、2024年で8年目を迎えます。この期間の間に、69人の赤ちゃんをご両親の元にお届けできました。赤ちゃん誕生に関するお知らせは弊社の公式Facebook で確認できるので、ぜひご覧ください。

遺伝子検査も可能です

別途費用がかかりますが、「Baby For You」では、着床前診断や遺伝子検査なども可能です。遺伝子検査の例として、嚢胞性線維症・神経性難聴・フェニルケトン尿症・脊髄性筋萎縮症・脆弱X症候群などが挙げられます。

およそ7000種類ほどの遺伝子検査が可能で、もし気になる遺伝子疾患があれば、それをもとに必要な検査をご提案することも可能です。

まとめ

今回の記事では代理出産にかかる費用の内訳や費用に関する注意点についてご紹介しました。代理出産には法的な手続きや外国の滞在日などさまざまな工程がかかり、安心・安全な代理母出産を行うためにはそれなりの費用がかかります。

少しでも費用を抑えたいと思う方も多いと思いますが、費用の安いエージェントを選ぶと提示している金額が安くても追加費用で高額になったりトラブルに発展したりする可能性もあるので注意しましょう。

「Baby For You」は、料金の内訳をしっかりと明示していますし、実績もホームページから確認できます。代理出産を検討されている方は、ぜひ一度「Baby For You」にお問い合わせください。

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